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小説「ナイフ」

結構前に読み終わってたけど、改めて感想など書いておこうかな、と。私あんまりモノ増やしたくない派なので(ただでさえ音楽関係が…)本もたまってきたらブックオフ行きだろうし、でも「どんな本だっけ」って忘れて二度同じの買った事もあるので(ありがち)これからはできるだけ記していこうー。

重松さんのお話読むのははじめででしたよ。もしかしたら前にポルノ昭仁さんがどっかでオススメしてくれてた?ちがう?
そこがアヤフヤな私は勿論、昭仁さんのオススメだからvって理由で買ったわけじゃありません(笑)
最近悔し泣きとかばっかりだなーって思ったので、あえて「泣ける本」を探してたのですよ。そしたらmixiで絶賛されててね。
初めてこの人の本読んだけど、読みやすい。
テンポが自分と合うって思える話だったら(、の打ち方とかね)さくさく読める~ってことで、通勤電車の中でちょこちょこ読んでたんだけど、やばかったほんとに。多分2回くらい泣いてしまった;;
泣けるって…ねぇ。なんか、感動ともちょっと違うツボだった。

短編集で、テーマは全部「いじめ」
って、知らずに読んでた(爆)

私がコドモのころにもいじめはあった。私も小学校のとき、中学校のとき、それぞれほんのりいじめに遭った。かなりほんのりだけどね。
逆に、いじめに加担したこともあった。たぶん。
いじめられてる子をかばったこともあった。
色んなカタチでいじめに関わったけど、だけどこの本に出てくるほど壮絶なのは見たこともなかった;;
でも実際、本当にあるんだろうな、って思う。そうじゃなかったらいじめで死ぬ子供なんていないだろう。
保育園の時急に「死ぬ」ってことを知って、怖くて、爆泣きで寝れなかったことがあって、大人になった今でも死ぬっていうのは怖い。死んだ人の話とか聞いたことないからね。「あんがい平気だよー」って言ってる人がいたら「そうかー」って安心するんだけど(笑)
幸い、作中にいじめで死んでしまう子供は出てこない。

表題作「ナイフ」が一番泣いたかもしれないー。
世間にビビって生きてた小柄なお父さんと、いじめに遭う、やっぱり背の低い男の子の話。
犯罪クラスのイジメに遭いながら家ではフツウの子を演じる子供と、それを悟って、イジメてくる相手を刺してやろうと、おもちゃみたいなナイフを買った父親。
「お父さん」だけど、会社ではうざったがられたり、コンプレックスを拭えないまま大人になって、買ったナイフもいじめっこのチンピラにビビって使えない(よかったー!;)
子供の前でそれを告白してから「お父さんは臆病者だから何もできないけど、今日からずっとお前のそばにいる」
お前のためじゃなくてお父さんのためだ。って。
もう電車で半泣き;;
ちなみにこのお父さんはホント情けない。子供の前で感情を吐露しすぎ。
「情けないか?嫌いか?でもそれしかできないんだ」
私が子供で父からこんなの言われたら困るけど(笑)
オトナの私はこれを読んで泣いた。
お父さんだって人間だよ。

そういえば私も昔むかーし勤めてた会社で(病院だけど)地元でも評判の、病院牛耳ってるおばちゃんにツラく当たられた事があってねー。でも父の友人が理事長やってるとこで、まさにコネで入ってたから、ツラくても辞められなくて、辞めたいってことも言えないからすっごいウツ状態に;;
病院こそ行かなかったけど、未だに両親はあの頃のお前は鬱病だった、と言うほど挙動がおかしかったらしい。私はつらかったことしか覚えてないんだけどねー。
3ヶ月くらいで辞めたんだけど、その時父親が「俺はお前のお父さんだから守ってやる」みたいなメールをね、1階から2階にいる私に送ってきて(笑)
なんて書くと超なかよし親子みたいだけど、まあ色々あって超わだかまりがあって、この人より他人のほうが信じられるって素で思ってた時代もあったほどなんだけど、だからこそこのメールが一生忘れられないものになった。
今までのウラミつらみも全部吹っ飛んだ(笑)
そういうのも思い出しちゃってねー;;

あと「エビスくん」も好きだ。これに出てくる「ぼく」が好きだ。
「ぼくは、ぼくの出会う人すべてを好きになりたかった」
この一文でまた泣きそうにー;;
だって「ぼく」をいじめてくる人も、だよ。
このオハナシは他のと違って、いじめっこがジャイアンみたいでほっとする(笑)
舞台設定が「昔」だからだろうな。
私が知ってる「いじめ」も、どっちかって言ったらこれに近い。
この話は「好き」って言える。「ナイフ」は「好き」って言い切れない重さがある。

子供がいる人や、子供と接している人、いじめに関わった人、色々な人に読んでほしい。
昔こどもだった人や、これから親になる人にもね。
ただ「日常に涙が足りてないから読もう」にはオススメできません(※私じゃん)

重松さんのはまた買ってきちゃった。「疾走」だったかな。まだ開いてもないけど楽しみ。
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